那須エコファーマーの郷の集落

那須エコファーマーの郷を支えるメンバーの顔ぶれをご覧ください。
(各地区ごとの集合写真がご覧いただけます。)

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鍋掛南部地区の環境

水のありがたさ

那須疎水の水源 沼原湿原

日本列島の分水嶺(栃木県、福島県の県境、大峠)直下を源とする那珂川水系の最上流から取水、先人の歴史的遺産である那須疎水を経由して那須野が原の大地に配られる水こそが農産物の母であり、生き物たちの繁栄を支えています。
この那珂川水系の安全性が那須野が原で営農するものにとって天与の財産と感謝しつつ水を大切にすることはもちろん、水の恵みによって生かされている全てに対する敬意と愛情が安全、安心な農産物生産につながります。
時は今、食物の安全性に不安を抱えている消費者が安心、安全な水によって育まれた農産物に関心を示さないはずがありません。自身を持って農産物を市場に送りましょう。

大地は履歴書

虫を捕まえにきたタゲリ

土は過去のすべてを受け入れ、沈黙を守ります。
目先の利害に捕らわれ、一年だけの収量だけを良くするために土には不相応の負担をかけていませんか?
農薬を減らし、永続的な生産性を確保するためには、動物、微生物をも含めた自然界の有機的なサイクルを十分に活用しましょう。
地力は一日にして成らず、5年10年の歳月を視野にいれて肥沃な大地を造りましょう。

里は人里

鍋掛南部地区から望む那須山

柔軟な発想、調整可能な労働力は共存共栄の礎です。
目まぐるしく変化する農業政策に右往左往するもしないも、しっかりした連帯と情報収集が肝要です。
盲目的に他人の意見を信じてしまう危険性と、全く他人の意見を聞かない人の危険性は比べようもありませんが、豊かで安全な営農環境を守るなど、地域農家が利害を共にする部分だけでも積極的に力を合わせられるかどうかが将来の繁栄で明暗を分けることになります。
地域社会の小さな人材交流を大切にして、大きな繁栄の基盤にしましょう。